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沈黙の測量隊を追って
探索のきっかけの一つ
測量隊は寡黙でかつ記録を文字で残さない
では何故に測量の成果品例えば測量野帳がないのか、あっても溶解したのか。
一般的に有史以来とは、約6000年前、文字が生まれてからの人類史を云う。つまり、文字で残されている歴史だけを、人類の歴史と定義しているということだ。
そうすると、文字が生まれる前の時代には、人類の歴史は存在していなかったということになるがそうではなく、いわゆる先史時代と呼ぶ時代にも人類は累々と生を生活していたのです。
では、先史時代の人類は、どのように歴史を残してきたのか。それは、口伝伝承の技だ。すなわち「音」であり「波動」を記録媒体として人々の精神に着信させる。記録として残された文字は「物質化」し、人類の「精神」から離れてゆく。
言霊というのがある。
「『真理』と一言文字に残せば、もはやそれは『真理』ではない。本来であれば口にしてもいけない」とも言う。「波動」と「精神」の一体性があって始めて我々は安心立命の境地を手にすることができる。
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